なぜ気圧の変化で体調が悪くなるの?

健康
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こんにちは。

町田コンディショニングジム健介の畑中です。

季節の変わり目は、雨が多かったり昼夜の温度差、気圧の変化などで体調がスッキリしないこともたびたびありますよね。

昼夜の温度差に関しては身体が冷えてしまったりして体調を崩す原因ははっきりしていますが、気圧の変化で体調を崩す人もいます。

しかし、なぜ気圧が変化すると体調が悪くなるのでしょうか?

今回は気圧の変化で体調不良がおこる原因と、その対策についてお話ししていきます。

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町田コンディショニングジム健介

そもそも気圧とは?

天気予報でよく耳にする「高気圧」と「低気圧」。

この気圧によって頭痛が起きたり、関節が痛くなったりする人も多いですよね。

私たちの体調をも左右するこの気圧とは、一体どんなものなのでしょうか?

◉気圧とは?

気圧とは、地球を包んでいる気体(大気=地球の場合は空気)によって発生する圧力のことです。空気は目に見えないのでイメージしにくいですが、私たちが呼吸をしていきていることを考えると、しっかりと存在していることが分かります。

この「高気圧」と「低気圧」を一言で説明すると、

  • 高気圧…一定の範囲において空気の量が多いと気圧は大きく(高く)なる。
  • 低気圧…一定の範囲において空気の量が少ないと気圧は小さく(低く)なる。

です。

分かりやすい例では、山登りをした時に山の上の方に行けば行くほど空気(酸素)が薄くなってきますよね。

あの状態が空気の量が少なく気圧の低い状態です。

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なぜ気圧の変化で体調が崩れるのか?そのメカニズムは?

気圧が一定の範囲においての空気の量だということは分かりました。

ではなぜ、気圧の変化で体調が崩れるのか、そのメカニズムをお話ししていきます。

この気圧が私たちにどのように影響を及ぼすかを3つの段階でみていきます。

  • 【第1段階】気圧の変化を「内耳」がキャッチ
  • 【第2段階】内耳が気圧の変化を脳に伝える
  • 【第3段階】脳が自律神経系を活性化

では、ひとつずつみていきます。

【第1段階】 気圧の変化を「内耳」がキャッチ

まず、気圧の変化を「内耳」がキャッチします。

内耳というのは耳の鼓膜の奥にあり、身体の平衡感覚、つまり、空間における身体の位置や運動の変化を感知する感覚を整える働きがあります。

【第2段階】 内耳が気圧の変化を脳に伝える

この内耳が気圧の変化に気づき、脳に「今までとは違う環境になった!」と伝えます。

そして、その変化に対応しようと自律神経が活性化しはじめます。

自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があります。

交感神経は興奮したり緊張したりする時に優位になる神経で、血管が収縮したり心拍数が上がったりします。筋トレをする時にも交感神経が優位になります。

また、副交感神経は交感神経とは逆でリラックスさせる働きがあるので、血管が緩んだり心拍数が安定したりします。就寝前などがこの状態です。

【第3段階】 脳が自律神経系を活性化

気圧でこの自律神経が活性化しはじめ変化に対応します。

しかし、この気圧の変化が急であればあるほど、変化に対応できずに自律神経の調節やバランスがとれず、不調があらわれてしまうのです。

これが気圧の変化で体調が崩れる大まかな流れです。

では、この気圧の変化はいつ起こりやすいのでしょうか?

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気圧の変化が起こりやすい季節は?

気圧の変化で起こる身体の不調のメカニズムは分かりました。

では不調が起きやすいのはどの季節なのでしょうか?

不調が起きやすいのは、天候が変わりやすい春や秋です。

また、春や秋は低気圧が続く雨の多い時期でもあります。

雨が多く降ったり、台風が発生しやすい時期は気圧の急な変化があるので、その変化に対応するために体力の消耗も増え疲れやだるさを感じやすくもなってきます。

ですので、1日の気温差の大きく、雨や台風の多い春や秋は特に気をつけたいところです。

気圧の変化でおこる主な症状

ここまでで、気圧の変化によって体調に影響が出ることが分かりました。

ではこの気圧によってどのような変化が身体にあらわれるのでしょうか?

あなたの身体に起こっている体調不良が気圧によるものかもしっかり確認していきましょう。

高気圧の場合

高気圧は空気の量が多くなるので、不調が出る人は低気圧に比べて少ないです。

しかし高気圧が必ずしも不調が起きないということはないので、体調が優れない時の気圧は高気圧と低気圧のどちらなのか意識して確認しておくといいでしょう。

低気圧の場合

気圧の変化で体調が悪くなる人のほとんどが低気圧で症状が出ています。

主な症状は

  • めまい
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 首や肩の凝り
  • 倦怠感
  • 関節痛
  • 血圧の変化
  • 冷え

などです。

これらの症状があらわれた時の天候をチェックしておくと、どんな時に体調を崩しやすいかというご自身の傾向がつかめてきます。

気圧の変化で頭痛を予測するサイトもあるので、天気予報と一緒にこちらもチェックするのもオススメです。

頭痛ーる

「頭痛ーる」あなたの頭痛を予報!
『雨の日の朝、きまって調子が悪い…』頭痛ーるは、気圧の変化による頭痛等の気象病が起こりそうな日時の確認が事前にできる健康気象ツールです。

気圧の変化で体調不良になりやすい人の9つの特徴

では次にどんな人が気圧の変化で体調を崩しやすいのかをみていきましょう。

気圧で体調を崩しやすい人の特徴には下記の9つの特徴があります。

  1. 季節の変わり目に体調を崩しやすい
  2. 暑い季節にはのぼせやすく、寒い季節には冷えやすい
  3. 雨が降るまえにめまいや眠気を感じやすい
  4. 新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
  5. 乗り物酔いをしやすい
  6. 几帳面な性格
  7. ストレスを感じやすい
  8. 肩こりがある
  9. 最近身体を動かす機会が減っている

です。当てはまる項目はありましたか?

それぞれ順を追ってみていきましょう。

1〜3

この項目に当てはまる人は、気候の変化にもともと弱いことが考えられます。

身体が温度差に適応しにくいと言えるので、普段から疲れが抜けなかったり、運動不足やストレスを抱えていることが多いかもしれません。

4、5

乗り物酔いも実は内耳が関係してきます。

内耳の中にある耳石器(じせきき)と三半規管でとらえた身体の位置、揺れやスピードなどの情報は、気圧の変化の時の対応と同様に脳へ伝えられます。

ですので、乗り物酔いになりやすい人とは同様に気圧の変化で体調を崩しやすいとも言えます。

このタイプの人は、乗り物酔いの薬を服用することで症状が軽くなるここともあるようですが、それはやめておいたほうがいいでしょう。

しっかりと医師に相談をしてください。

6、7

このタイプの人は、普段からストレスを抱えやすい傾向にあります。

ストレスは自律神経の働きに大きく影響してくるので、普段からこの自律神経のバランスが崩れやすい状態にあると言えます。その状態でさらに気圧によって自律神経の働きに負担がかかると、体調が崩れやすくなってしまいます。

8、9

肩こりや運動不足は血行不良につながります。

血流を良くして体温をあたたかく保っておくことは、自律神経の安定にも重要なポイントとなってきます。

自律神経が安定すると、外からの変化にも適応しやすくなり、気圧による不調もあらわれにくくなってきます。

そのため、日頃から運動をすることはとても大切になってきます。

特徴別、気圧の変化を乗り切る解決策は?

気圧の変化で体調を崩しやすい人の特徴で、あなたのタイプを確認したところで、それぞれの解決策をお伝えしていきます。

1〜3のタイプの人

  1. 季節の変わり目に体調を崩しやすい
  2. 暑い季節にはのぼせやすく、寒い季節には冷えやすい
  3. 雨が降るまえにめまいや眠気を感じやすい

気候と身体の変化を小さくするために、普段から体を冷やさないように、着るものなどでこまめに温度調節を意識して過ごしてください。

また、季節にあった食材を意識的に食べるようにしてみてください。

例えば、

夏が旬の食べ物は、夏の暑い時期を乗り切るために身体を冷やす食材がほとんどです。夏が旬の食材を冬に食べることは、冬の寒い時期に身体を冷やすことになります。

ですので、季節にあった食材を選ぶように意識してみてください。

4、5のタイプの人

 4.新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる
 5.乗り物酔いをしやすい

内耳の血行を良くするために耳をマッサージしてみてください。

やり方は、

左右の耳を軽く引っ張り、上下左右に5秒ずつ引っ張り続けます。

そのあとに、耳を引っ張り続けたまま後ろに5回ほど回します。

回し終わったら、耳を後ろから前に折りたたみ5秒キープします。

この時の力加減は痛くない程度で大丈夫です。
これを、朝起きた時、お昼休みの合間に、お風呂に入っている時に、と朝昼晩おこない続けると、1か月程度で効果があらわれるようです。

6、7のタイプの人

  6.几帳面な性格
  7.ストレスを感じやすい

入浴などで身体をあたため、リラックスし副交感神経を高めるような習慣を意識してみてください。また趣味を充実させるなどして、ストレス解消をするのも、自律神経の安定につながり効果的です。

8、9のタイプの人

  8.肩こりがある
  9.最近身体を動かす機会が減っている

軽い肩こりや運動不足程度なら、ご自身で意識的に動かす習慣を持てるようしていくのがいいと思います。

「何をしらたいいのかわからない」という人や「ひとりじゃ続けられる自信がない」という人は、一度、町田コンディショニングジム健介を体験してみてください。

町田コンディショニングジム健介 体験談

町田コンディショニングジム健介は一般のジムとは違い、コンディションを整えることを目的としています。

肩こりの改善はもちろん、生活習慣などからくる姿勢の歪などを、本来の骨格に整えることによって、肩こりやその他の不調の改善はもちろん、血流が良くなり身体をあたたかく保てたり、自律神経のバランスを安定させることに役立ちます。

普段着でトレーニングできるので、トレーニングウェアなども不要です(たまにですが、お仕事帰りにそのままスーツでトレーニングされているかたも居ます!)

ですので、ぜひ一度、体験・ご相談にお越しください。

まとめ

気圧で体調が崩れる原因と対策をお話ししてきました。

ポイントは3つ。

  1. 体調が優れない時の気圧の状態をチェックする
  2. 自分はどの特徴が当てはまるかを知る
  3. その特徴の解決策を日常的に意識する

です。

これからの季節はまさに昼夜の気温差が大きくなり、雨の多い時期になってきます。

早めはやめの対策で、健康な状態をキープしてくださいね!

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 町田コンディショニングジム健介
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