こんにちは、東京都町田市の『町田コンディショニングジム健介』(@Kengym_Machida)です。
こんなに暑い夏が今まであっただろうか?というくらい暑い日々が続いていますね。
ここまで暑いと室内にいても熱中症にかかってしまう危険性があるので、エアコンでしっかり室内を冷やすことも大切になってきます。
しかし、ついつい冷やし過ぎてしまって、知らないうちに身体が冷えてしまったり、涼しい室内と暑い屋外との行き来で身体の調子が良くない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな身体の不具合を防ぐためにおすすめなのが白湯です!
今回は、暑い夏だからこそ積極的に飲みたい白湯についてお話ししていきます。
日々の生活に白湯を取り入れ、まだまだ続く暑い夏を乗り越えましょう!
白湯の作り方。お湯とはどう違うの?
白湯とは、水を沸かしたお湯のことを言います。
お湯も水を沸かしてつくりますよね?水を沸かしてつくるお湯と白湯。では、お湯と白湯はどう違うのでしょうか?
お湯は「水を温めた」状態のことをいいます。
白湯は「しっかり沸騰させて自然に冷ました」状態のことをいいます。
白湯をつくるための水は、ミネラルウォーターでも浄水器の水でも水道水でも、どれでも構いません。しかし水道水で作る場合は、沸騰したあと火を弱め、10分から15分沸かし続けます。
こうすることで水道水に含まれる塩素を取り除いで殺菌したりするためです。10分から15分と少し長く沸かし続けるため、蒸発してしまうことも考えて、お水の分量を多めにしておくとよいでしょう。このように白湯は、しっかり沸騰させることが大切なのです。
そして冷ます時は冷蔵庫などには入れず、自然な状態で50度前後になるまで置いておきましょう。
夏こそ白湯!その効果とは?
白湯の効果は、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の考え方からきています。
アーユルヴェーダには白湯を飲む健康習慣があり、身体のバランスを整えると言われています。
白湯を飲むことを習慣化することで期待される効果は様々ありますが、ここでは大きく下記の
- 内臓から温めて、夏バテ防止
- エアコンに負けるな!冷え症改善
- 夏のむくみは白湯で解消
この3つの効果についてみていきます。
白湯の効果 その1:内臓から温めて、夏バテ防止。
暑い日はどうしても冷たい食べ物や飲み物をとる回数が増えますよね。しかし、それによって、内臓が冷やされてしまい活動が鈍くなり、消化力が衰え、食欲不振、夏バテという負のスパイラルへ…。また、夏野菜も身体を冷やす効果があるので、必ずしも冷たい飲み物や食べ物というだけでではありません。知らないうちに、あなたの身体は冷えてしまっているのです。
そこで白湯の登場です!
白湯を飲むと内臓が温められ、胃や腸の動きも良くなり消化力もアップします!腸内環境も良くなるので、便秘解消の効果も◎。
白湯の効果 その2:エアコンに負けるな!冷え性改善
寒い時期はもとより、今時期でもエアコンなどによって体が冷えていることがあります。
そんな時にも白湯が活躍します!
白湯を飲むことによって深部体温と呼ばれる臓器の温度が高くなると、血液の循環が良くなり、冷え症改善につながります。
白湯の効果 その3:夏のむくみは白湯で解消
むくみの原因は運動不足やストレス、タンパク質不足など原因は様々ですが、そのひとつに「水分の摂り方」があります。摂りすぎもダメですし、摂らないのもダメ。アルコールやジュースなど糖質の多い飲み物もNGです。
喉が渇いたからといって、アイスコーヒーやジュースを飲んでばかりいると、むくみの原因にもなります。
そこで効果的を発揮するのが白湯です!
水分補給と共に、代謝や血流が促進され、老廃物を排出し、むくみの改善につながります。
なんとなく体が重いな、というときはもしかしたら「むくみ」かもしれません。そんな時にはぜひ白湯を飲んでみてください。
白湯をアレンジして効果アップ!
白湯は冷蔵庫などに入れず自然に冷まし、50度〜40度くらいで飲むのが良いとされています。人によっては少し熱いかもしれませんが、時間をかけてゆっくり飲むと効果的です。
とはいえ、慣れない間はただのお湯…飲み慣れずに飽きてしまいそうですよね。
そこで「白湯プラスα」で美味しさと効果をアップさせてみてはどうでしょうか?
ここでは自宅で簡単にできる3つのレシピをご紹介します。
白湯の簡単レシピその1:生姜を入れて代謝アップ
白湯の効果と、身体を温める作用のある生薬、生姜を加えることによって、さらに代謝アップが期待できます。
作り方は簡単!白湯を作る時に生姜のスライスを数枚入れて作ります。
すりおろしやパウダーでも大丈夫です。これだけです!
白湯の簡単レシピその2:はちみつを入れてむくみ対策
はちみつにはカリウムが含まれているため、体内の水分や塩分の排出を促してくれる効果があります。特に夏場などの暑い季節は、水分を多く摂る機会が増えるため、普段から意識してはちみつ摂ることが、むくみの予防効果につながります。
作り方は、白湯にあなたのお好みの分量のはちみつを入れます。どのくらい入れていいか分からない時は、味見をしながら調整してみてください。
また、飲みやすさもアップします。むくみが気になっていない方は予防のために、むくみでお悩みのかたは、改善を期待して、ぜひ試してみてください。
白湯の簡単レシピその3:レモンを入れて疲労回復
レモンに含まれるビタミンCクエン酸が豊富に含まれています。
ビタミンCは、メラニンの働きを抑える効果があるので美白効果も期待できます。
クエン酸は、ミネラルの吸収を助けたり、新陳代謝を活発にしたり、活性酸素をやっつけてくれる抗酸化物質の働きを助けたりするので、疲労回復に役立ちます。
レモン以外にも、ミントなどのハーブを入れてみたり、いくつか組み合わせてみたりと、アレンジ方法はたくさん。
あなたにあった飲み方を見つけてみてください。
いつ飲めば効果的?飲むタイミングも大切。
白湯はこのタイミングで飲んだらいけない、というのはありません。しかし、せっかく飲むなら、少しでも効果を出したいですよね。では、白湯はいつ飲むのがいちばん効果的なのでしょうか。
オススメしたいタイミングは3回あります。
- まずは朝起きてすぐ朝食の前までに
- 食事をしながら
- 寝る前に
です。ではそれぞれお話ししていきます。
白湯を飲むタイミング1:まずは朝起きてすぐ朝食の前までに
まずは朝起きてすぐ朝食の前です。
寝ている時は体温が下がります。そのため、朝起きてすぐは胃腸などの内臓も冷えているので、起きがけにゆっくり白湯を飲むことで内臓が温まります。また時間に余裕があれば、10〜20分くらいかけてゆっくり飲むのが理想的です。朝食の30分くらいまでに飲み終えておくと胃腸なども活発になり消化力もアップします。
白湯を飲むタイミング2:食事をしながら
食事中に摂るのもおすすめです。
これはなぜかというと、白湯によって内臓が温められ、活発に働いてくれるようになり、消化・吸収が促進されるからです。
しかし飲み過ぎは、消化のために分泌される胃酸を薄めてしまい逆効果になります。コップ1杯を目安にして、食事と一緒に少しずつゆっくり飲むのがよいでしょう。
白湯を飲むタイミング3:寝る前に
就寝前に飲むのもおすすめです。
寝る前の白湯はリラックス効果が期待でき、寝つきもよくなります。これはなぜかというと、白湯を飲んで内臓が温まると、リラックスをするために働く副交感神経の働きが有意になるからです。
いきなり白湯を一気に飲んでしまうと、内臓もおどろいてしまうので、寝る20分くらい前からゆっくり飲むのがポイントです。
しっかりと内臓から温めると睡眠の質も上がりやすくなるので、夜中に目が覚めてしまったり、眠りが浅いな、と感じていたら、寝る前に飲むようにしてみてください。
習慣化しよう!白湯ライフ
今回は「夏こそ白湯!」ということで、その意外な効果をお話ししました。
夏は冷房などで冷えやすいため特に効果が期待できますが、本来、白湯を飲むことは、季節を問わず日々の健康維持にとても役立ちます。
しかし、即効性を期待するものではなく、日々の心がけと積み重ね、習慣化することで効果が期待を発揮します。
1日に飲む量の目安は700〜800mlくらい。このくらいの量から飲みはじめて、あなたの体質にあった適量を見つけてみてください。
白湯という気楽に始められるものだからこそ習慣化し、身体を整えて、健康という人生の基盤をつくっていきましょう!
どこかに「お湯を沸かすのが手間に感じる時は」のような感じでウォーターサーバーを2〜3箇所に入れるといいと思います。
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