町田コンディショニングジム健介の畑中です。
社会状況が大きく変わる中、今までの生活のペースから大きな変化があり、普段以上にストレスを感じることも多くなってきているかと思います。
これは、ストレス解消についても同じようなことが言え、普段していたストレス解消法ができなくなったりと、精神面の負担が大きくなってしまっていませんか?
そんな時は、軽い運動をまず行うことをおすすめします。
今回は、「運動をするとストレス解消につながる効果がでる」というお話しをしていきます。
ストレスが減らない時は軽い運動を
ストレスはその度合いにもよりますが、やっぱり少しでもないほうがいいですよね!
以前の記事「【必読!】うつ症状・うつ病予防には筋トレが効果的なワケ」でもお話しましたが、日本人はとっても不安を感じやすい人種です。
そのため放っておくと小さなストレスが積もり積もってどんどん大きなストレスになって、体を壊してしまう可能性も出てきます。
「【必読!】うつ症状・うつ病予防には筋トレが効果的なワケ」
ストレスの原因となるストレッサーを取り除ける場合はいいのですが、会社などでの対人関係がストレスになっている場合は、その相手を取り除くことはできないので、なかなかストレスが解消しづらいですよね。
また、自分ではどうすることもできない状況も大きなストレスです。
しかし、そこでストレスをそのままにしておくと不調の原因となってしまいます。
心だけでなく体調に影響が出てしまっては、心と体の両方の面が辛くなってしまいます。
ですので、運動でできるストレス解消法を、積極的に生活の中に取り込んでいきましょう。
まずは、運動でストレスを解消すると、どんな効果があるのかについてお話ししていきます。
運動でストレス解消ってどんな効果があるの?
運動のストレス解消につながる効果というのには、具体的にどんなものがあるのでしょうか?それは。大きく3の効果があります。
・気晴らし効果
・自己効力感が上がる
・睡眠の質が上がる
です。ひとつずつみていきます。
ストレス解消に運動が効果的な理由1:気晴らし効果
普段からストレス解消になる手段があればいいですが、鬱々とした気分の時に「なにか気晴らしできるものはないかな?」と探すのも億劫ですよね。
運動には、その鬱々とした気分から気持ちをそらしてくれる効果があります。
確かに、運動に集中している時にストレスになるようなことはあまり考えず、運動中はその運動について、もしくは体の状態について考えることが多いですよね。
そして、運動後は汗をかいてスッキリしますよね。
そういった意味でも運動には気晴らしの効果があります。
ストレス解消に運動が効果的な理由2:自己効力感が上がる
自己効力感(self-efficacy、セルフエフィカシー)とはあまり聞き慣れない言葉ですが、運動をすると自己効力感も上がります。
自己効力感というのは、「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できること」です。これは、運動をしたことによって得られる達成感や満足感からうまれます。
どういうことかというと、忙しい生活の中でうまく時間のやりくりして、日常に運動を組み込むことは、かなり大変ですよね。
しかし、その忙しい中でスケジュール管理をし、なおかつ運動をして体もスッキリすると、それが小さい「成功体験」として積み重ねられ、自信につながっていきます。
そして、今度は運動量などの目標をあげていくことも可能になります。
これを繰り返すことによって自信もつき自己効力感があってくるのです。
ストレス解消に運動が効果的な理由3:睡眠の質が上がる
ストレスが多い時は、交感神経という神経が優位になってしまうので興奮状態となり、なかなか寝付けなかったり、眠ってもすぐ起きてしまったりと、睡眠の質が下がってしまいます。
寝てる間に細胞を修復し、疲労を回復する働きがあるので、睡眠の質が下がってしまうと疲れが取れなかったり体に不調が出てきたりします。
そのため適度な運動は睡眠の質を上げ、疲労回復、また交感神経が優位になっている状態も整え、自律神経のバランスが取れるようになります。
これは以前の記事「睡眠の質を上げるポイント(ヒントは運動や筋トレ!)」に詳しく書いてありますのでそちらをご覧ください。
このように、気晴らし効果や自己効力感、睡眠の質が上がり、しっかりと疲労回復することによって、ストレスの緩和につながってきます。
では、どんな運動がストレス解消に特に効果があるのでしょうか。
それは、次の項でお話ししていきます。
ストレス解消に効果的な運動のポイント
今回お話ししている運動は、あくまでもストレス解消のための運動です。
ですので、運動自体がストレスになってはいけません。
あくまでも楽しみながら行ってください。
それを踏まえた上で、ストレス解消に効果的な運動のポイントです。
ポイントは「リズム運動」です!
リズム運動とは、歩行などの一定のリズムがある運動のことをいいます。
このリズム運動は、運動を始めて5分後くらいから効果があらわれ、20〜30分くらいでピークに達します。つまり、30分くらい続けることが効果的です。
では、どんな効果があるのかというと、幸せホルモンで有名な「セロトニン」が分泌されるのです。
セロトニンは以前に「【必読!】うつ症状・うつ病予防には筋トレが効果的なワケ」や「【超簡単】日光浴でうつ対策!「知っておきたい」日光浴とうつの関係」でも
お話ししましたが、抗うつ薬にも使われているような気分を前向きにさせるホルモです。
【必読!】うつ症状・うつ病予防には筋トレが効果的なワケ
【超簡単】日光浴でうつ対策!「知っておきたい」日光浴とうつの関係
このセロトニンが、30分程度のリズム運動で自分の体から分泌されるのです!
すごいですよね!
こういった理由から、「ストレス解消にはリズム運動を30分程度する」というポイントをしっかりおさえて運動してみてください。
「せっかく体を動かすのだから、ついでに筋トレもしてみようかな?」
と思ったあなた!正解です!
実は、リズム運動は筋トレの効果をアップさせるのです!
リズム運動は筋トレの効果をアップさせる!
リズム運動が習慣になり体を動かすのに慣れてくると、今度は筋トレもはじめてみようかな、という気持ちが出てくると思います。
リズム運動は有酸素運動になるので、筋トレと合わせることで体脂肪が減ったり、筋肉量が増えたりと、その効果がさらにアップしますます。
リズム運動と組み合わせる筋トレとして、町田コンディショニングジム健介で例えるならば、
鍛錬 コンディショニングライン – 顔上げ訓 ≪効果・使い方・評判≫
鍛錬 コンディショニングライン – 腰楽訓 ≪効果・使い方・評判≫
などが、特にオススメです。
(マシンをひと通りおこなっても30分もかからず、しかもすぐに効果を実感できます!)
町田コンディショニングジム健介では一般の筋トレとは異なり、体のコンディションを整える筋トレをしています。
コンディションを整えるとは、デスクワークや立ち仕事などで体が歪んだり、猫背になったり足を組んだりなどのへんな癖が原因で不調がでてきてしまった体の状態を、本来の人間の骨格の位置や筋肉の使い方に戻し、その不調の解消をしていくことです。
この筋トレをしていくことで、体が正しい本来の状態になり、姿勢をラク維持できる筋肉がついていき、リズム運動で心のストレス解消とともに体もさらにラクになっていきます。
ですので、リズム運動と筋トレはセットでおこなうのが理想的です。
しかし、「疲れている時に運動するのも気力がない…」という時もありますよね。
そういった気分の時は運動すること自体がストレスになってしまいます。
では運動することがストレスと感じてしまうような時は、どのように対処したらいいのでしょうか。
運動がストレスに感じる時はどうしたらいい?
運動がストレス解消にいいことは分かりました。
しかし、運動すること自体がストレスと感じてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
運動することがストレスを感じる理由として、「きちんとやらなければいけない」という考え方が根底にある気がします。
例えば、あなたは運動のためにジムに行くとします。
ジムに行ったら、あのカリキュラムに参加して、あのマシンを何回やって、その次に違うマシーンを何回やって、最後に何々をして帰ってこよう。
と考えてしまっていませんか?
ただでさえストレスがある時に、あれもこれもやることを詰め込んでしまうと、気持ちが重くなりストレスになるのは当然です。
ですので、その場合は「ジムに行ったら、全部やらなきゃいけない」という考えは捨て、ストレスにならない行動できる範囲内のところまで行ってみましょう。
例えば、こんなイメージです。
- ジムに行く用意をしよう(準備だけして行かなくてもOK)
- とりあえず、ジムに向けて歩いてみよう(途中で引き返してもOK)
- ジムに着いたら、「来ましたよ!」と挨拶をしてみよう(ここで帰ってもOK)
- ジムに着いて挨拶をしたら、とりあえずコーヒーを飲んでみよう(ここで帰ってもOK)
- ジムに着いて挨拶してコーヒーを飲んだら、とりあえず1台だけマシンを使ってみよう(ここで帰ってもOK)
「やらなきゃ!」と思う時はそれがストレスになるので、どこで終わってもOKです。
これなら、気持ちが軽くなり、運動がストレスにもならないと思いませんか?
せっかくお越しになったのに、少しもったいないと思ってしまいますが、ジムで私と話だけして、「今日はこれで帰りますね」というのも、もちろんアリです!
この段階のどこで終わっても、まずはあなたが行動したことを認めて自分を褒めてあげましょう。
まとめ
運動することに慣れていない人は、「ストレス解消には運動がいいって聞いたし…」と思い、無理に運動をすると、運動をすること自体がストレスになってしまいます。
ポイントは、運動が習慣化するまでは「ジムに行ったら全部やらなきゃいけない!」という考えは捨てて、まずはあなたが出来る範囲で、無理のないように進めていくことが大切です。
運動に慣れて、さらにコンディションが整い体が動くようになると、心に負担がかかっていたストレスも減り、どんどん動きたくなってきます。
そこに向けて、まずはあなたの動ける範囲から、徐々に運動を習慣化させ、ストレスを解消して元気で楽しい毎日にしていきましょう。
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