健康寿命の重要性

健康
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こんにちは、

少子高齢化社会へ突入したことによって近年、平均寿命とともに注目されているのが健康寿命です。

いくら寿命が長くても健康寿命が短くなってしまえば私たちの生活にさまざまな影響を及ぼします。

特に健康寿命の低下は金銭面にとてもシビアに絡んできます。

ここでは、「健康寿命の重要性」について詳しくご紹介します。

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町田コンディショニングジム健介

平均寿命と健康寿命

まずは健康寿命と平均寿命とはどのような違いがあるのかについてご紹介します。

平均寿命とは

よく聞く言葉でもある平均寿命とは0歳の人が生きられる平均余命のことを言い、厚生労働省が発表した平成 29 年簡易生命表によると、男の平均寿命は 81.09 年、女の平均寿命は 87.26 年とされています。

2018年にWHOから発表されたデータによると日本は平均余命が世界1であり、国際社会の中でも日本は圧倒的な長寿国となっています。

日本人がなぜこれだけ長生きであるのかという面については以下の2点が考えられます。

食文化

無形文化財にも指定されている和食。

これが日本人の平均寿命の延伸と大きく関係しているといわれています。伝統的な和食ではなく、時代に合わせてアレンジされた和食は栄養バランスが良く、この食生活を続けている日本人は平均寿命が長いのではと考えられています。

整備された医療制度

とはいえ近年食の欧米化ともいわれており、今までは欧米諸国だけで見られてきた病気や、特殊な部位のがんが日本人においても増えてきました。

それでも平均寿命を延ばし続けている理由が整備された医療制度です。国民皆保険制度により医療保険、年金保険、労災保険、雇用保険、介護保険といったさまざまな保険への加入が義務付けられています。

これは、国際社会においても非常に珍しい制度であり、この制度のおかげで貧富の差にかかわらず等しく医療を受けることができ、異常の早期発見や早期治療ができ、平均寿命の延伸絵とつながっていると考えられています。

健康寿命とは

次に、今回注目していく健康寿命についてご紹介します。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。健康寿命は2000年にWHO(世界保健機関)が提唱しており、近年では全世界において平均寿命を延ばしていくことよりも健康寿命を延ばしていくことに関心が集まりつつあります。

健康寿命について都道府県別に厚生労働省がまとめたデータによりますと、最も健康寿命が長いのは男性が山梨県で73.21歳、女性が愛知県で76.32歳となっています。

また、最も健康寿命が短いのは男性が秋田県で71.21歳、女性が広島県で73.62歳となっており、健康寿命の最も長い件と最も短い県で約2歳ほどの差があるということが分かります。

(調査年に熊本地震が発生している関係で、熊本県のデータが取れず、熊本県のデータは入っておりません。)

なぜ県ごとに健康寿命に差があるのか

同じ日本国内でありながらなぜ健康寿命にこのような差が出ているのでしょうか。健康寿命が最も高かった山梨県は、健康寿命が高い理由について居住形態、食生活、適度な運動を上げています。

山梨県では独居の高齢者が少なく2世帯あるいは3世帯で生活をされています。居住している人員が多いほど人と接する機会も増え、食生活なども含め規則正しい生活を送ることができます。

また長野県では農作業など体を動かす機会が多いという見解もありこれが健康寿命を高めている理由であると考えられています。

これを、他の都道府県の健康寿命延伸のために置き換えますと、人とのかかわりを増やし、食生活に気を付けながら体を適度に動かす機会を作り続けることで健康寿命を延伸させることができるということになります。

問題視されている平均寿命と健康寿命の差

現在、平均寿命が高い日本において、平均寿命と健康寿命の差が問題視されています。

平均寿命と健康寿命の差とは、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味しています。

2016年において、この差は男性8.84年、女性12.35年としており、この差はまだ年において広がったり狭まったりと不安定なのが現状です。

なぜ、平均寿命と健康寿命の差が問題視されているかというと日本経済における金銭的な負担が関係しています。

健康寿命との差が拡大していくことになれば、医療費や介護給付費の多くを消費する期間が増大することになります。

そのため、日本ではこの差を縮めていく、すなわち健康寿命を延ばしていくことに力を入れているのです。

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健康寿命の短縮が自身の生活に及ぼす影響とは

健康寿命と平均寿命がどのようなものかわかったところで、次に健康寿命が短縮していくと自分自身の生活にどのような影響を及ぼすのかをご紹介します。

生活の質が低下する

健康寿命が短縮していけば医療や介護など何かしらの社会資源を活用しながら生活していかなければなりません。前述したように医療や介護に対する費用がかかることとなります。負担額は人によって3割、1割と異なりますが少なくともお金がかかるということになります。社会資源にお金を使わなければならなくなれば当然ですが、生活へ回していくお金が減っていきます。

そうすれば当然ですが生活の質も低下していくこととなります。

特に後述していく介護施設などを活用する場合は、介護施設の施設形態によっても異なるものの、年金だけでお金を賄うことができず、自身の蓄えてきた貯蓄を切り崩していかなければならないということもでてきます。

貯蓄を切り崩していくとなれば当然生活の質を上げていくということは難しくなることが考えられます。

住み慣れた自宅での生活が送れなくなる

健康寿命の低下すなわち健康的でない身体となれば、医療や介護のお世話になります。

通院や訪問で経過を見ることができ、自宅で過ごしていければよいのですが、状態が悪くなり、介護度や医療必要度が上がっていくにつれて自宅で生活していくことが非常に難しくなっていきます。

そうすれば介護施設へ入居せざるを得なくなり、住み慣れた自宅で生活をしていくことができなくなります。

介護施設の入居率

介護施設の平均的な入居率を見てみると平成28年に厚生労働省が発表したデータでは介護老人保健施設で96.9%、介護老人保健施設で89.9%、介護療養型医療施設で90.7%といずれも非常に高い入居率となっています


一方、上記のデータにやや年月のずれは生じるものの平成25年のデータでは介護付ホームでは8.1%、住宅型ホームでは85.2%、サービス付き高齢者向け住宅では78.2%となっています。

サービス付き高齢者向け住宅については制度ができてから年月が浅いこともあり解説してからまだ日がたっていない施設において入居率が低いものの、開設から1年以上経過している施設ではほとんどが90%以上となっています。

したがって、介護施設への入居率は高く、ここからも日本の健康寿命と平均寿命に開きがあるということが分かります。

また、どの施設を見ても入居者の年齢は80~90歳が7割と高くなっています。

介護施設の料金の相場は施設形態や施設の運営母体によって異なるため一概には言えませんが、住宅型の施設の場合は必要となる介護の状態に合わせて外部から介護要員を派遣しなければならず、必要な費用はさらに膨らんでいくと考えられています。

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健ジムでのトレーニングで健康寿命の延伸を

平均寿命が延伸している日本においては、今後ますます健康寿命を延ばしていくことが注目されていきます。

健康寿命の高い県の例にもあったように適度な運動や人とのかかわりは健康寿命を延ばしていくことに大きくかかわります。

健ジムでトレーニングを行い、適度に運動をすることやジムで人と関わることで健康寿命を延ばしていき、生活の質を維持した老後を送っていくことができるのではないでしょうか。

特に健ジムで採用しております鍛錬社のマシンは健康寿命を延ばすという点にフォーカスしており、日常生活動作を楽にする効果が期待できるものばかりです。

是非、健ジムに継続的に通っていただき、健康寿命を延ばし楽しい人生を送りましょう!

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